Amity International School Amsterdam 日本人スタッフブログ

オランダ・アムステルフェーンにあるアミティーインターナショナルスクールの日本語ブログです。学校で唯一の日本人スタッフの目線から、リアルな学校情報をお届けします!

授業最終日の様子

Hi, everyone! オランダ・アムステルフェーンにあるAmity International School AmsterdamでインターンをしているChisakiです。

 

オランダでは、学校の年度は9月に始まり6月に終わります。アミティーでは、6月26日をもって今年度(academic year 2019-2020)が無事に終わりました。

 

授業最終日は校内がとってもにぎやかでした!幼稚園クラスはお昼ごはんの時間にピクニック。小学校クラスの低学年では水遊びをしたクラスも。各自が水鉄砲を持参して、先生たちも含めてびしょ濡れになりながらwater fightを楽しんでいました。

 

また、保護者さんから先生たちへのプレゼントも盛りだくさん。日本ではあまりそのような習慣は無いと思いますが、海外では年度の終わりに先生にプレゼントを贈ることが多いようです。お花、ワイン、ギフトカードなどなど。昔はかなりの金額のものを贈られることもあったようで、エスカレートしないように今は学校のほうから「金額は◯◯€くらいまでにお願いします」という感じであらかじめお知らせをしているそうです。

 

これから学校は夏休みを迎え、8月後半から新しい年度が始まります。

 

私自身は、インターンとしての契約期間は終了してしまいますが、アミティーのサマーキャンプ(7月いっぱい)のスタッフとして働かせてもらえることになりました!あと1ヶ月アミティーで過ごす時間を楽しみたいと思います!

アミティーでの英語のサポート(English as an Additional Language)について

Hi, everyone! オランダのアムステルフェーンにあるAmity International School AmsterdamでインターンをしているChisakiです。

 

日本から海外の学校に移って来られるご家族にとって、「言葉」はとても気になるトピックです。英語の授業についていけるのか?友達との会話に入っていけるのか?などなど...。そのような不安をお持ちの方に向けて、今回はアミティーでの英語のサポートについてまとめてみたいと思います。

 

アミティーインターナショナルスクールには、英語が母語でない生徒さんもたくさんいます。ざっくり言うと全体の3割くらいでしょうか。来たばかりで全く英語が分からない!というケースももちろんあります。そのように英語のサポートが必要な生徒さんには、EAL(English as an Additional Language)の授業を通して言葉のサポートをおこなっています。

 

EALのクラスは1週間あたり40分×3回あります。(この時間、他の生徒さんはフランス語やオランダ語の授業を受けています。)EALクラスの人数は年度によっても前後しますが6人程度の少人数授業です。また、それとは別でフォニックスの指導も週に40分×4回あります。フォニックスを通して、英語の発音とスペルの関連を学んでいます。

 

EALの担当であるAnna先生は「新しい言葉を学ぶことが生徒さんのプレッシャーにならないように」という点を意識して、楽しく取り組めるアクティビティーを中心に授業をデザインしています。特に、ボキャブラリーを増やすことと話す力を伸ばすことに重点を置いています。生徒さんが楽しく快適に学校生活を送れるようにするための「ツール」として英語を使えるようになってほしいからです。

 

私がAnna先生と話していてなるほどと思ったのは、「母語の大切さ」です。先生は、母語は子どものアイデンティティー形成に重要な役割を果たすのできちんと尊重されるべき、という信念を持って指導にあたっています。そのため、授業のなかで新しく出て来た単語を母語に訳してみよう!というようなこともおこなっているそうです。

 

それでは最後に、Anna先生からのメッセージを紹介します。「英語が不安だという生徒さんや保護者さんに向けて何かメッセージをお願いします」という私の質問に対する答えです。

 

”Home language is very important. I always encourage parents to maintain and use their home language with their children. This is important as it supports the development of a new language. I encourage parents not to feel the need to focus on English too much at home. Home should be the place where EAL children can relax and feel at ease speaking their home language, after a day at school in a completely English speaking environment. Any access to English at home should be done in a fun way! I also encourage parents to reach out to me if they need support or have questions. ”

(母語はとても大切です。私は保護者さんにはいつもお子様に母語で話すよう勧めています。なぜならそれが新しい言語の習得にもつながるからです。家庭では英語にこだわり過ぎる必要はありません。家庭は、一日中英語に囲まれて過ごした子どもたちが、リラックスして気が休まるような場所であるべきです。お家で英語に触れるときは、ぜひ楽しみながら取り組めるようなものにしてください!そして、サポートが必要な時や質問があれば気軽に連絡してください。)

 

ということで、今回はアミティーでの英語のサポートについて書きました。

 

アミティーの校内の様子をお見せします!その②

 Hi everyone! オランダ・アムステルフェーンにあるAmity International School Amsterdam でインターンをしているChisakiです。

 

前回に引き続き、アミティーインターナショナルスクールの校内の様子をお見せしたいと思います。 

 

まずは・・・遊び心たっぷりの図書館!カラフルなインテリアとハイクオリティーな装飾に目を引かれます。手前の車と木の装飾は、「ハリーポッターナイト」の時に先生たちとボランティアの保護者さんが気合を入れて手作りしたものだそうです。ちなみに「ハリーポッターナイト」とは、学校中をハリーポッターの世界観で飾って、学校でお泊り会をする企画です。こういう遊び心のある企画に先生たちが全力で参加しているのが、良いところだなぁと思います。

 

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Primary Library

図書館は2カ所あり、先程のほうはEarly Years (3-5歳)とPrimary Years(6-10歳)用の図書館です。こちらはMiddle Years(11-14歳)用で、少し落ち着いた感じです。科学、ジェンダー、古代文明、料理・・・など、おもしろそうな本がいっぱいでわくわくします。日本文化に関する本もありました。放課後には先生とチェスで対決する生徒さんの姿なんかも見られます。

 

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Middle Years Library

次は、カラフルな廊下をご覧ください。全体的に、廊下や教室の装飾にとてもこだわりが感じられます。

 

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School Building Decoration 1

廊下には、授業で学んだ内容がたくさん掲示してあります。理科の実験の様子、いろいろな言語のあいさつ、アート作品、などなど。カラフルでバラエティー豊かな内容で、廊下を歩いて回るだけでも楽しいです。それから、"creative"や"collaborate"など、学習のキーワードとなる言葉が目に付くところにちりばめられています。

 

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School Building Decoration 2

最後はエクササイズの部屋です。この部屋では主にEarly Yearsの生徒さんたちが体育の授業を受けます。屋外のPlaygroundを使ったり、市内のプールに出かけて行って授業をすることもあるそうです。

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Gym

ということで、校内の雰囲気を感じていただけましたでしょうか?