アミティーインターナショナルスクールについてのオンライン面談を承ります!
こんにちは!オランダのアムステルフェーンにあるAmity International School Amsterdam のChisakiです。
私事ではございますが、この度、アミティーインターナショナルスクールを退職致しました。素晴らしい生徒たちや同僚と一緒に2年半という時間を過ごさせてもらえたことは私の一生の宝物です(2020年2月~7月までインターン、2022年6月まで正規スタッフ)。アミティーでの仕事を通してお世話になりました皆様には心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、アミティーで働き始めて以来、このブログを運営してきたわけですが、これまでにこのブログを通して30名以上の方々からご相談のメールをいただきました。そこからご縁あって実際にアミティーに入学してくださった方も少なくありません。皆さんのお声を聞くなかで、やはりアムステルダムのインターナショナルスクールに関する情報は未だ限られており、私が実際にアミティーでの経験から得た生の情報はこれからオランダ生活を始められる皆さんにとって非常に役立つものであると実感してきました。
そこで、今回退職したからと言ってこのような情報共有の機会を一切無くしてしまうのはもったいないと感じ、今後しばらくアミティーでの記憶が鮮明なうちは(2023年夏頃まで?)個別での相談事業を始めたいと思います!
アミティーでの学校生活のことやオランダ生活全般に関して、ざっくばらんにお話しするオンライン面談を40分4000円で承ります。皆さんのお役に立てるよう、正直に、生きた情報を共有させていただきます。
ご興味がございましたら
ryugaku.sodan.cv.tensaku@gmail.com
までお気軽にご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
アミティーでもおこなっている"Social Emotional Learning" についてのワークショップを開催します!
Hi everyone! オランダのアムステルフェーンにあるAmity International School AmsterdamスタッフのChisakiです。
今回の記事は、Social Emotional Learning (ソーシャルエモーショナルラーニング・社会性と情緒を育む学習)のオンラインワークショップのご案内です。
ソーシャルエモーショナルラーニング、、、?何やら聞き慣れない名前ですよね。
ソーシャルエモーショナルラーニングとは、子どもたちが社会性や自分の感情をコントロールする術を身につけられるようにするための学習です。日本で教員として働いていた頃は私も聞いたことがなかったのですが、欧米の学校現場では広く実践されており、私の勤務するアミティーインターナショナルスクールでも取り入れています。自分自身がこの授業を担当させてもらう中で、これがもっと日本に広まれば役に立つだろうなと思うことが多く、それならばいっそ自分で情報発信をしてみようと思った次第です。
オランダでインターナショナルスクール をお探しの皆様、そして海外の教育事情にご興味のある皆様に楽しんで聞いていただける内容だと思います。
日時:2022年6月12日(日)
日本時間21:00-22:00
オランダ時間14:00-15:00
対象:学校関係者の方、保護者の方など、教育に関心のある全ての皆様
◎このワークショップから得られること◎
-子どもたちのソーシャルスキルを育てるヒント
-子どもも大人もネガティブな感情になることがあってもいいんだ、という安心感
-そのまま印刷してご家庭や学校で使える教材
参加費:1000円または8ユーロ(そのまま使える教材つき)
お申し込みやご質問はctakemoto@amityamsterdam.nlまでお気軽にご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願い致します!
アミティーが正式にIB校に認定されました!
Hi everyone! オランダのアムステルフェーンにあるAmity International School AmsterdamスタッフのChisakiです。
この度、アミティーインターナショナルスクールアムステルダムがIB 認定校(International Baccalaureate/ インターナショナルバカロレア認定校) として正式に認証を受けました!
IBとは、インターナショナルスクールを中心とした世界中の5000以上の学校で採用されているカリキュラムで、次のような特徴があります。
- 思い込みにとらわれず批判的に考える力を育てる
- 「ローカル」と「グローバル」両方の視点で物事を考える力を育てる
- マルチリンガルの生徒を育てる
IBカリキュラムを教えるためには国際バカロレア委員会から正式に認定を受けなければなりません。そのため、アミティーでは2018年の開校以来、スタッフのトレーニングやIB委員の学校視察など認証に向けての準備を少しずつ進めてきました。そして2020年11月、晴れて正式に認証を受けました。
今回認証を受けたのはPYP (Primary Years Programme)で、アミティーでは6歳から10歳のクラスにあたります。今後、MYP (Middle Years Programme/ 11歳から15歳が対象)とDP(Diploma Programme/ 16歳から18歳が対象)の認証も受けられるように、少しづつ準備を進めています。
私自身、アミティーに来るまでIBのことは全く知らなくて、今も勉強中なのですが、Primary Yearsの授業を日々見ているなかでわかってきたIBの特徴を2つご紹介してみたいと思います。
1. Inquiry-based learning
Inquiryとは「質問、探求」という意味です。受け身で「教わる」場面をなるべく少なくし、生徒たちが自分で考え、答えを見つけて学ぶというプロセスを重視して授業がデザインされています。
例えば、PY5 (10歳クラス)が「ヨーロッパの国々が受け入れている難民の数を集計してみよう」というタスクに取り組んでいたときのこと。タスクの指示は「四捨五入して集計しよう」でした。難民の受け入れ数は国や年によって全然違っていて、「3人」のこともあれば「4056人」のこともあります。そこで子どもたちは「どの桁を四捨五入すればいいの??」となったわけなんですが、先生の返答は「それをあなたたちが考えるんだよ」でした。「いちばん計算しやすく、かつ実態に近い数字にするにはどこで四捨五入すればいいか、考えてごらん」と。このように、常に生徒たちが自分で考えるための「余白」が意識されていると感じます。
知識を「与える」ことと「余白を残す」ことのバランスが取りやすいのが、IBカリキュラムの良さだなと感じます。
2. Unit of Inquiry
小学校の時間割といえば「国語」「数学」「理科」など色々な科目が並んでいるイメージがあると思います。ですが、IBプログラムではそのような区分けがありません(Middle Years以上になると別)。科目をバラバラに学ぶのではなく、ひとつのテーマから派生して関連スキルを横断的に学ぶという特徴があります。
例えば、現在PY4 (9歳クラス)では「宇宙」をテーマに学習しています。太陽系の惑星の名前や特徴を知る(科学)ことから始まり、空き箱を使って自分だけの宇宙ステーションを作る(工作)、宇宙で繰り広げられる物語を想像して小説を書く(言語)、興味を持った惑星についてリサーチしてポスターを作る(リサーチスキル、プレゼンテーションスキル)、などなど、ひとつのテーマが本当にいろいろな方向に掘り下げられていて、面白いなぁと思います。
同じテーマをじっくり時間をかけて掘り下げることにより学んだ知識が定着するという点や、科目横断的な学習ができることで生徒一人ひとりがどこかしらの場面でそれぞれの強みを発揮できる点が、いいところだなと感じています。
と、いうことで今回はアミティーのIB認定と私自身が感じるIBプログラムの良さについて書いてみました。
アミティーインターナショナルスクールのことやオランダでの学校選びなどについてご質問がある方には、オンライン面談にて情報共有をさせていただきます。下記をご覧の上、お気軽にご連絡ください。
amityblogjapanese.hatenablog.com
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